最高のうなぎを目指して
書いたひと:ウナシカチーム 野木 雄太
2022.12.23
もっと美味しいうなぎをお届けしたいという思いから
私が西粟倉に移住して早くも6年が経ちました。
私は、森のうなぎを育てるところから蒲焼きにするところまでを一貫して携わっています。森のうなぎを育てて商品にする中で、常に自分に問いかけていることがあります。それは、「もっと美味しいうなぎをお客様にお届けするにはどうすればいいのか」ということ。その問いの中でさらに美味しい蒲焼きを作るために、2018年に約5ヶ月の蒲焼修行に行くことになりました。そこで学ばせて頂いた技術を元に、一尾一尾素早く捌き、焼き加減を調整しながら丁寧に手焼きをしています。
タレにもこだわり、カリカリに焼いたうなぎの頭を出汁に使い、コクのあるまろやかなタレに仕上がっています。
うなぎの風味や味はエサから
美味しいうなぎにするために大事なのは、うなぎたちが毎日食べるエサを工夫することにあります。旨味や風味を出すためにアミエビを与えたり、うなぎの腸内環境を整えるために乳酸菌や糖化菌を餌に混ぜたりし、健康で風味豊かなうなぎを育てるための工夫をしています。
うなぎに負担がかかるような急激な成長はさせず、通常よりも長い時間をかけてじっくりと大きくすることで、身の締りと脂のノリが適度なバランスのうなぎに仕上げることができました。
なかなか成育が安定せず、十分にお届けできない状況が続いていますが、ふるさと納税では、予約購入も可能です。
ぜひ自慢の森のうなぎを試してみてください!