はじめてジビエを食べるなら、森のジビエで決まり!
書いたひと:関係人口ソリューション事業部 前田 史子
2022.12.25
「森からの贈り物」は感動するほどの美味しさだった
私のオススメはなんといっても森のジビエ鹿肉です。
関東から移住して、はじめて鹿肉を食べたときの感動は忘れられません。豚肉よりも濃厚な味わいなのに、牛肉ほど脂っこくなく、噛めば噛むほどお肉の旨みが口の中に広がります。なぜ全国的に鹿肉が流通していないのか不思議に思ったほどでした。
よくよく聞けば、私の食べた鹿肉は獣害対策でやむなく駆除された鹿を解体したもの。未来の森のために植樹した苗や、農作物などを食べてしまう鹿は、林業や農業に大きな被害をもたらします。都会に住んでいたら知ることのなかった事実でした。
西粟倉村では駆除を余儀なくされた鹿を「森からの贈り物」として、食用や素材などへ最大限活用する取り組みを行っており、私も鹿の解体を教えてもらい、罠にかかった鹿の止め刺し現場にも同行させていただきました。
「命をいただいている」鹿に対して、「より美味しくいただく」ことが礼儀だと考え、止め刺しされた鹿を新鮮なうちに解体し、加工しているため、『森のジビエ鹿肉』はくさみがなく、旨みの増した仕上がりになっています。
ジビエを食べたことのない方、また、ジビエは臭いというイメージを持たれている方は、ぜひ一度『森のジビエ鹿肉』を食べてみてください。感動すること間違いなしです!